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令和 3 年11 月29 日・30 日 本会議 代表質問

真鍋よしゆき 自由民主党世田谷区議団
真鍋よしゆき

<代表質問より要約>

コロナワクチン3回目接種の懸念

質問

国はワクチン3回目接種に際しファイザー社ワクチン不足分をモデルナ社の交互接種で補う方針だ。副反応の懸念による一層のワクチン不足にどう対応するか。

副区長

区民が安心して接種できるよう安全性や有効性を周知する。

円滑なワクチン接種予約への工夫

質問

区はこの間のワクチン接種予約の反省点を3回目接種にしっかりと生かすべきだ。電話回線の増設に加え、通じやすい時間帯を案内するなど一層工夫せよ。

住民接種担当部長

様々な対策を組み合わせ円滑な予約受付に取り組む。

かかりつけ医の有用性の啓発強化

質問

かかりつけ医や歯科医、薬局は継続的な健康管理に有用だが、20~30歳代には浸透していない。三師会と連携し啓発動画を作成するなど様々な手法で普及を図れ。
※三師会: 医師会・歯科医師会・薬剤師会

保険福祉政策部長

医師会などの協力の下、更なる周知や啓発に努める。

建設業の発展に資する入札改革

質問

入札制度改革には過度な価格競争を是正し区内建設業の健全な発展につなげる視点が重要だ。4年度の試行では対象案件を拡大しつつ早期に本格実施に移行せよ。

財務部長

4年度末を待たずに試行結果を検証し早期の拡大を図る。

一歩踏み込んだ商店街加入促進策

質問

商店街未加盟店が集客イベントや街路灯整備などの便益を費用負担なく受けることに不公平感が生じている。商店街加入促進に向け一歩踏み込んだ対策を講じよ。

経済産業部長

商店街連合会と共に加入促進策の点検や検討を行う。

道路整備推進に向けた区長の姿勢

質問

区内の狭くて危険な道路は区民の一番の困り事として長年の課題だ。進捗が滞っている下北沢駅前広場や恵泉通りの整備では区長自らが地権者との交渉に当たれ。

区長

整備完了に向け自らの行動も含め取り組んでいく決意である。

まちを分断する開かずの踏切解消

質問

開かずの踏切はまちを分断し人や緊急車両の通行を妨げている。京王線や大井町線の高架化の早期実現に向け、区長は関係者への働きかけや合意形成に尽力せよ。

区長

都や関係区、鉄道事業者と連携し開かずの踏切解消に臨む。

区民目線に立った地域行政改革

質問

地域行政制度はDX推進により手続きの在り方を変革すべきだ。電子機器の使用に不慣れな方のため、まちづくりセンターで気軽に相談できる仕組みを早期につくれ。
※DX : デジタル技術を活用した業務改革

区長

新たなまちづくりセンターを試行実施し全地区展開を目指す。

学校改築の着実な実施

質問

学校は35人学級への対応や避難所機能の充実が求められており、これ以上の改築の先送りは許されない。区は基金の活用などにより計画的かつ着実に実施せよ。

区長

経費縮減に努め国の補助金や基金を活用して着実に実施する。

私立幼稚園の保育料補助の見直し

質問

区内私立幼稚園の多くは定員割れに伴う収入減に対し、保育料を増額して補うため保護者の負担が増している。区は他区と比べ極端に低い保育料補助を増額せよ。

子ども・若者部長

保護者への補助額の見直しに向け前向きに取り組む。

障がい理解促進に係る条例の効果

質問

区は障がい理解促進や差別解消に関する条例を検討中だ。条例化により、親亡き後対策など、障がい者を取り巻く環境にどのような好影響がもたらされるのか。

副区長

施設整備や地域での受入れの促進などにつなげていきたい。

宅地化防止への戦略的な農地保全

質問

2022年の生産緑地指定解除を前に区内農地の約88%が指定を10年延長した。残りの農地の保全に向け、区による買取りや助成制度の充実など戦略的に取り組め。

副区長

庁内で連携しながら効果的な農地保全策の検討を進める。

区議会での発言と答弁